「嫉妬」※ネタバレあり
小さな頃から2時間サスペンスを見て育ち、人生で必要なことは2時間サスペンスが教えてくれたといっても過言ではない。と自負している崖出自白子です。
「嫉妬」がテレビ朝日で2020年8月16日に放送された。
原作は故・藤本義一の同名小説。1971年公開の映画「嫉妬」(監督・貞永方久)では、岩下志麻×浅丘ルリ子の2大女優のキスシーンが話題になったらしい。
主演・檀れいが演じる野口姿津花は原田泰造演じる夫・野口高史と結婚して10年、専業主婦として穏やかに暮らしていた。けど、突然夫が国仲涼子演じる高級クラブのママ・永井文奈と心中したと連絡があった。さらには相手は生きていて心中当時の記憶を失っていた。高史に裏切られたと思って、半狂乱になって写真立てをなぎ倒し、さらに愛人のある言葉で嫉妬の鬼となった妻が、夫の死の真相を暴くため、高級クラブで働きながら生き残った愛人と壮絶バトルを繰り広げ。女のマウントは聞いてても怖いわ。本当は榎木孝明が演じる会社社長の岡村忠行が大きく関わっていることを突き止めるが、、、他にも刑事役で中村梅雀が出演している。
途中で姿津花が文奈とマウントを取り合っていた時に、「もう私にはなにもない。」と言っていたけど、終盤で文奈が「最初から何もない。からっぽ」というのよね。あー、持っていた人も、最初からない人という対比かぁと納得しちゃったね。嫉妬は怖いね。最後に姿津花が井戸端おばさん3人組に生き方宣言みたいのするけど、すこーし宝塚が出ててw。ターンが、、、ターンが美しすぎるでしょw
原田泰造が2役しているけど、結局は他人という設定だから驚いた。いやいや似すぎでしょ。これで他人は現実的ではないなぁ💧
姿津花が住んでるマンションの噂話好きの3人が羽野晶紀、山下容莉枝、宍戸美和公が個性的で文奈とのマウントを考えると、笑えるコメディーぽさがあるw
ということで、犯人は機会があったら見て確認してほしい。
キャスト
野口姿津花…檀れい
永井文奈…国仲涼子
野口高史・鈴田雄一郎…原田泰造
佐伯信勝…手塚とおる
城所良一…中村梅雀
岡村忠行…榎木孝明 など
★こぼれ話
女の嫉妬って怖いよね。友人だと思っていたけど、彼氏とか夫とかの幸せ話よりも不仲話を聞きたがったり、話を聞いている時もなんか楽しそうに見えると「あれ、ともだちなんだよね?」と心の中で疑問が湧いたこともあったなぁ。私は幸せを願う気持ちと幸せになったら一緒に喜べる人でありたいし、足踏みしないで踏み出していきたいと思う今日この頃ですw