「旅行作家 茶屋次郎12  大井川殺人事件」※ネタバレあり

小さな頃から2時間サスペンスを見て育ち、人生で必要なことは2時間サスペンスが教えてくれたといっても過言ではない。と自負している崖出自白子です。

 

書き方を日々研究しておりますので、ご了承くださいませ。

 

 

「旅行作家 茶屋次郎12 大井川殺人事件(第12作」が8月23日にテレビ東京で放送された。『旅行作家・茶屋次郎』(りょこうさっか・ちゃやじろう)は、2001年から2016年までテレビ東京BSジャパン共同制作で放送されたテレビドラマシリーズ。全13回。

 

梓林太郎の小説が原作の『茶屋次郎シリーズ』は変わり者のおっさんが取材先で殺人事件に遭遇して取材も兼ねて事件を解決しちゃうコメディーをふりかけた旅情サスペンス12作目の今回は大井川が舞台。元商社マンでアラフォー近くになって「毎日旅がしたい」を理由に商社を辞めて旅行作家に転職するという異色の経歴を持つ主人公・茶屋次郎を橋爪功、編集者で小うるさい茶屋の娘・袋田沙織を中山エミリ角野卓三、京野ことみらが共演している。

 

あらすじ

旅行作家の茶屋次郎(橋爪功)は、親友・坂上(川野太郎)に頼まれ、大井川を連載で取り上げることにしたが、娘・沙織(中山エミリ)を伴って会いに行く。

坂上の娘・彩花と合流し、坂上の到着を待っていると、坂上は何者かに殺されたと連絡が入る。茶屋と沙織、彩花は坂上が事件前に泊まっていた旅館で女将から坂上が事件前、乳児を連れた奥さんらしき女性と宿泊していたという。その話に全員がショックを受ける。

 

茶屋は坂上の遺体の手が何かを包むようにしていたことに何かの伝えたい意味があるのではないかと感じていることを沙織に伝える。そこへ彩花がやってきて、坂上が連絡を取り合っていた女性は「美鈴」という名前の女性ではないかと伝えに来て、「そんな人がいるなら、なんで言ってくれなかったのか。」と涙する。

 

茶屋は、取材で訪れた島田製茶社長・岡本芙美子山下容莉枝)と娘婿・岡本浩介(内野朝陽)の話から、旅館で一緒だった女性は坂上が25年前幼なじみとして紹介され雇った女性・蒼井ようこの娘・美鈴(岩田さゆり)であることを知る。従業員の山下(石黒光)に美鈴の居場所も教えてもらい、『お茶の郷』で働く美鈴に会いに行く。沙織の失態で話を聞きだすことができず、茶屋と沙織は仕事終わりの美鈴を尾行する。美鈴の家に山下が訪れていた。一体どんな関係性があるのか。

 

彩花にこれまで調べたことを伝えると、逆に彩花から坂上が末期の癌であったことや終活をして色々なことを整理していたことを教えられる。だから茶屋に会いたがっていたというのだ。

 

茶屋は一人で再度、島田製茶を訪れる。そこには浩介の身重の妻・岡本理沙黛英里佳)。お茶の手ほどきを受けながら、先日の週末も若い従業員が千頭に研修を兼ねて宿泊していることを聞き出す。

 

茶屋が『お茶の郷』で美鈴に話を聞こうとするが、警察に連れていかれたことを知る。

警察で刑事・向島耕平尾美としのり)から情報を聞きだし、茶屋は推理し、美鈴が実は坂上の子どもなのではないかと考える。だとすると、美鈴の子ども・友美は誰の子どもなのか。私は浩介が怪しいと思うなぁ。

 

山下が怪しいと考えた茶屋は警察と一緒に島田製茶に向かうが、山下はいない。そのため、同僚の木原(金子裕)とともに自宅へ向かうと、ガスの充満した部屋で山下は遺体となっていた。部屋には睡眠薬があり、美鈴の写真と遺書が残されていた。遺書には坂上が美鈴の子どもの父親で、美鈴親子のことを思って坂上を殺害したことを自白した内容だった。しかし、7時に目覚ましが鳴ったことや前日23時に木原が訪問していたことを隣人が見ていたが、木原はいなかったので帰ったと話す。警察は自殺とみているが、茶屋は目覚まし時計をセットしていたことや遺書をパソコンに残していたことに腑に落ちない様子。

 

坂上の遺体が彩花の元に戻り、岡本親子や美鈴親子が線香をあげに来る。美鈴から「山下さんは犯人ではないと思います。山下さんと付き合っていた事実はありません。」と意味深な言葉を残して帰っていく。

 

坂上の実家を訪れ、坂上の同級生から話を聞く。ようこは耳が不自由で聾学校を卒業したが、嗅覚が鋭くお茶作りに精を出していた。坂上が東京で結婚したが、早くに妻を亡くし、幼い娘を連れてよく実家に来ていたらしい。そして、坂上と洋子は急接近してたが、いつしか洋子は行方がわからなくなった。茶屋と沙織は美鈴が坂上の子どもであることを確信し、茶屋はますます犯人が山下ではないという気持ちが強まっていく。

 

彩花にこれまでの話を全て伝えると、彩花は昔、自分が再婚を拒否したことを責める。

昔、坂上が洋子と手話で会話しているのを見たことを思い出す。茶屋はひらめき、坂上が最後に伝えたかったのは手話なのではないかと考え、多趣味のアシスタント・江原小夜子甲斐まり恵)に連絡する。『船』を表す手話であることを聞いた茶屋は警察に行き、情報を共有する。岡本浩介の旧姓が『船井』であることで浩介を疑い始めるが、確固たる証拠がないため任意同行もできない。沙織が一人で動き、美鈴に坂上の最後のメッセージ『船』を伝えると動揺するが、話をせずに立ち去ってしまう。

 

美鈴は浩介に電話をして、坂上の殺害場所に浩介を呼び出した。坂上と美鈴の関係を疑った山下は浩介が坂上を殺害する様子を見ていて、美鈴は山下が亡くなる前にすべてを聞いていた。美鈴は警察に行ってすべてを話すと伝えるともみ合いになるが、警察と茶屋が止めに入る。しかし、浩介は山下の殺害は認めない。が何かに気が付く茶屋。

 

島田製茶に行き、木原と話す。茶屋から窓に真っ先に向かっていった木原なら施錠することができたと話す。また、実際には前日の23時に訪問していた時に山下に会えて睡眠薬を飲ませ、遺書を用意して、ガス栓を開けることができたことを伝える。さらに山下が知らない事実を遺書に書いてしまったことを伝えるが、木原は認めない。そこに警察が来て、木原の自宅でパソコンを押収することを伝えると、観念した様子。

 

彩花と美鈴は事情をすべて理解して抱き合う。

 

 

※ネタバレ

 

坂上と山下を殺人した犯人:木原俊介

 

動機:坂上に美鈴の将来を考えて責任を求められ、揉み合って石で殴った浩介を脅して裏で操るため。山下を犯人にして浩介を助けるため、山下を自殺に見せかけて殺害した。

 

 

 

出演者

    茶屋次郎…橋爪功
 袋田沙織…中山エミリ
 坂上彩花…京野ことみ
 岡本浩介…内田朝陽
 蒼井美鈴…岩田さゆり
 向島耕平…尾美としのり
 坂上友三郎…川野太郎
 岡本芙美子…山下容莉枝
 江原小夜子…甲斐まり恵
 旅館の女将…大島蓉子

 岡本理沙…黛英里佳
 山下繁之…石黒光
 木原俊介…金子裕
 中田仁志…久保山知洋
 山倉晋吉…角野卓造

 

※こぼれ話

2時間サスペンスの常連の山下容莉枝大島蓉子川野太郎がいると落ち着くわ。

今回はあまり顔馴染みじゃない人が犯人だったけど、しっかりとアシスタントが手話習っていることとかいろいろな伏線を回収できたからよかった。でもちょっと、犯行の動機が薄いかなぁと思わなくもない💧

角野卓三との掛け合いが少ないのが残念。

「嫉妬」※ネタバレあり

小さな頃から2時間サスペンスを見て育ち、人生で必要なことは2時間サスペンスが教えてくれたといっても過言ではない。と自負している崖出自白子です。

 

 

「嫉妬」テレビ朝日で2020年8月16日に放送された。
原作は故・藤本義一の同名小説。1971年公開の映画「嫉妬」(監督・貞永方久)では、岩下志麻×浅丘ルリ子の2大女優のキスシーンが話題になったらしい。

 

主演・檀れいが演じる野口姿津花原田泰造演じる夫・野口高史と結婚して10年、専業主婦として穏やかに暮らしていた。けど、突然夫が国仲涼子演じる高級クラブのママ・永井文奈と心中したと連絡があった。さらには相手は生きていて心中当時の記憶を失っていた。高史に裏切られたと思って、半狂乱になって写真立てをなぎ倒し、さらに愛人のある言葉で嫉妬の鬼となった妻が、夫の死の真相を暴くため、高級クラブで働きながら生き残った愛人と壮絶バトルを繰り広げ。女のマウントは聞いてても怖いわ。本当は榎木孝明が演じる会社社長の岡村忠行が大きく関わっていることを突き止めるが、、、他にも刑事役で中村梅雀が出演している。

 

途中で姿津花が文奈とマウントを取り合っていた時に、「もう私にはなにもない。」と言っていたけど、終盤で文奈が「最初から何もない。からっぽ」というのよね。あー、持っていた人も、最初からない人という対比かぁと納得しちゃったね。嫉妬は怖いね。最後に姿津花が井戸端おばさん3人組に生き方宣言みたいのするけど、すこーし宝塚が出ててw。ターンが、、、ターンが美しすぎるでしょw

 

原田泰造が2役しているけど、結局は他人という設定だから驚いた。いやいや似すぎでしょ。これで他人は現実的ではないなぁ💧

 

姿津花が住んでるマンションの噂話好きの3人が羽野晶紀山下容莉枝宍戸美和公が個性的で文奈とのマウントを考えると、笑えるコメディーぽさがあるw

 

ということで、犯人は機会があったら見て確認してほしい。

 

 

キャスト

野口姿津花檀れい

永井文奈…国仲涼子

野口高史・鈴田雄一郎原田泰造

佐伯信勝…手塚とおる

城所良一…中村梅雀

岡村忠行榎木孝明 など

 

 

★こぼれ話

女の嫉妬って怖いよね。友人だと思っていたけど、彼氏とか夫とかの幸せ話よりも不仲話を聞きたがったり、話を聞いている時もなんか楽しそうに見えると「あれ、ともだちなんだよね?」と心の中で疑問が湧いたこともあったなぁ。私は幸せを願う気持ちと幸せになったら一緒に喜べる人でありたいし、足踏みしないで踏み出していきたいと思う今日この頃ですw

 

 

「遺留捜査スペシャル」※ネタバレあり

小さな頃から2時間サスペンスを見て育ち、人生で必要なことは2時間サスペンスが教えてくれたといっても過言ではない。と自負している崖出自白子です。

 

 

「遺留捜査」テレビ朝日で2020年8月9日に放送された。
水曜9時のドラマ枠で2011年4月からコンスタントに放送され、相棒と勤務先を変えながら連ドラも単発スペシャル版も人気の「遺留捜査」の今回は単発スペシャル版。

 

主演・上川隆也演じる被害者が残した遺留品に興味津々の刑事・糸村聡は、長めに遊ばせた?髪の毛と自由な発想で周りをイライラさせながらも独自の捜査で真実を紐解いていく。対称的に栗山千明演じる型にハマった刑事・神崎莉緒は糸村の相棒だけど勝手に動く相棒にいつもイライラしている。そして、隠れた相棒が甲本雅裕演じる科学捜査研究所研究員・村木繁はシーズン1~ずっと出演しているし、二人で釣りに行ったりご飯に行ったり、ブーブー文句言いながらも「実は糸村好きなんじゃん💛」って感じがダダ洩れの愛らしい人。実は「科捜研の女」の榊マリコが好きで、何度かコラボしているのもテレビ朝日ならではwテレビ朝日は刑事ものはコラボするから面白いね。てことで、これまでの事件でなんだかんだ言っても糸村と村木、神崎の信頼関係はかなり築かれてきたわけ。

他にも戸田恵子永井大梶原善といったおなじみメンバーが出演している。戸田恵子の声は響くー。

今回、私が思うキーワードは「馬」「茄子」

 

あらすじ

 “ゴッドハンド”とよばれる脳神経外科の名医・今平卓長谷川初範)が京都市内の自宅で射殺されているのが見つかり、糸村聡上川隆也)たち“京都府警特別捜査対策室”のメンバーは臨場する。今平を都内の大病院から引き抜いた病院長・曽根崎光成春海四方)によると、事件前日、今平の娘で医療ジャーナリストの志摩子(松永渚)が突然、東京からやって来て、今平に「しばらく泊めてくれ」と頼んでいたというのだが、現場に志摩子の姿はなく、連絡も取れなくなっていたが、後に遺体となって発見される。
 糸村が気になったのは、リビングの本棚にあった、アンティーク調の木箱。開けてみると、中には白い毛を束ねたものが入っていた。科捜研研究員・村木繁甲本雅裕)に鑑定を依頼したところ、芦毛の馬の毛だと判明するが――いったい今平は何のために馬の毛を持っていたのだろうか、糸村は疑問を抱く。
 意外にも今平の趣味が菓子作りだったと聞いた糸村は、彼が生前、通っていたスイーツ教室へ。講師の木戸凪子(河井青葉)の話では、上七軒の花街に今平行きつけの茶屋があったという。さっそくその茶屋を訪れた糸村に、地方(じかた)の芸妓・中間望美武田梨奈)が接近。彼女は曽根崎と今平が言い争っているのを目撃したと明かすが――その矢先、新たな事件が起きて…!?『~テレビ朝日から引用』

 

志摩子の癖が強くて、どうしてそんなにキツイ性格になったのかしら?ジャーナリストの正義感も行き過ぎると悲劇を生むのよね。

糸村の「3分だけ時間をもらえませんか?」の誘い文句も健在で、今回もしっかり真実を突き止めてます。あと、「って誰かが言ってました。」の著名人の名言的なのの言い回しも。

 

終盤の回想シーンは泣かされるわー。今平ー、生き方不器用だよー。涙なみだのシーンですな。毎回泣かされるわー😿

 

 

ということで、犯人は機会があったら見て確認してほしい。

 

 

キャスト
糸村 聡…上川隆也
神崎莉緒…栗山千明
雨宮 宏…永井 大
滝沢綾子…宮﨑香蓮
岩田信之…梶原 善
村木 繁…甲本雅裕
佐倉路花…戸田恵子
<ゲスト>
今平 卓…長谷川初範
中間望美…武田梨奈
など

 

 

★こぼれ話

糸村と村木と滝沢のトリオの場面はほっとする。あとは村木の乗馬のシーンは愛らしくて見所w

それにしても上川隆也のミステリアスキャラは秀逸だなぁ。シティーハンターでも執事でも謎めいた役はハマるわー✨

「未解決の女 警察庁文書捜査官」※ちょこっとネタバレあり

小さな頃から2時間サスペンスを見て育ち、人生で必要なことは2時間サスペンスが教えてくれたといっても過言ではない。と自負している崖出自白子です。

 

 

「未解決の女 警察庁文書捜査官 緋色のシグナル」テレビ朝日で2020年8月10日に再放送された。
木曜9時のドラマ枠で2018年4月から放送された「未解決の女 警察庁文書捜査官」スペシャル版。

主演・波留演じる熱血刑事・矢代は、大きな目を瞬かせながら柔道で培った体力と技で犯人を投げ飛ばしたり肉体派。対称的に鈴木京香演じる変わり者の刑事・鳴海理沙警察庁の地下の文書倉庫の更に奥に引きこもりがちだったけど、文書からあらゆることを紐解く頭脳派。これまでの事件で矢代と鳴海の信頼関係はかなり築かれてきた。

最初は魅惑のショートカットコンビはどうなるのかと思っていたけど、鈴木京香の強めのキャラにはやっぱり熱血系の相棒がマッチする。「キラキラヒカル」での深津絵里しかり、「行列の女神」での黒島結菜しかり。

本作でも高田純次沢村一樹遠藤憲一工藤阿須加といったおなじみメンバーが出演。

 

第6係(文書解読係)は文書捜査官というくらいだから、事件現場に残された文書があると呼び出されるみたい。で過去の未解決の事件を次々に解決していくっていうのが、超簡単な説明。今回は京都を舞台。京都府警の協力で谷原章介演じる頭はキレるけど癖が強めの刑事・国木田哲夫が登場する。国木田は2020年8月からの連ドラでは高田純次に代わって警察庁の特命捜査対策室の第6係の係長となるから、前振りっぽいw

 

キーとなるのが、品字様(ひんじよう)。同じ漢字を3つ組み合わせてできる漢字のことで例えば品は口が三つだし、森は木が三つって感じでのこと。その品字様が未解決の2つの事件で緋色の塗料で犯行現場に残されていたけど、新たに起こった京都での事件現場でも緋色の塗料で塗られた品字様が見つかったことで、矢代と鳴海、何かと付き合わされる遠藤憲一演じる良い声の刑事・草加慎司の三人で京都に向かう。沢村一樹演じるパワハラ気味の特命捜査室室長・古賀清に「早く帰ってこい」とかどやされながら、国木田に協力してもらいつつ事件を追っていく。

 

被害者全員がインターネットに強いことに鳴海が気付いたことで事件は一気に確信に近づいていく。果たして犯人とその動機って。これまた切ないんだわ。

 

犯人が捕まった後に第6係の係長の高田純次がカッコいいこと言うんだわ。上司のあるべき姿を示す言葉に渋れるわー。普段の頼りない感じの雰囲気があるからギャップあっていいのよね。


ということで、犯人は機会があったら見て確認してほしい。

 

 

キャスト
矢代 朋…波留

鳴海理沙…鈴木京香

古賀清成…沢村一樹

国木田哲夫…谷原章介

草加慎司…遠藤憲一

岡部 守…工藤阿須加

財津喜延…高田純次

米須雅人…武田真治

涌井 徹…中村俊介 など

 

 

★こぼれ話

今回も捜査一課長とのコラボが楽しい。捜査会議に乱入してみたり、なかなか入れ方が面白い。

捜査一課長の刑事の『勘』を信じ過ぎ感は否めないw

 

武田真治の姿勢がすごく綺麗。さすが体幹がしっかりしているんだな。崖子も鍛えようかなw

「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」※ネタバレあり

小さな頃から2時間サスペンスを見て育ち、人生で必要なことは2時間サスペンスが教えてくれたといっても過言ではない。と自負している崖出自白子です。

 

 

「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」テレビ東京で7月27日放送された。
金曜8時のドラマ枠で2019年1月から全7話に渡って放送された「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」スペシャル版。

主演・北大路欣也演じる敏腕刑事・鬼塚一路は、ある事件で犯人を追い詰めた際に負傷して車いす生活になった。でも定年後も新宿東署刑事課司法係長として再任用で警察に勤め続ける中で人並み外れた土地勘を頼りに、詳細に記憶した「昭和」と「平成」二つの時代の街のイメージを呼び起こし、難事件を解決する新しい刑事ドラマとして話題になりました。テレビ東京北大路欣也と言ったら最近では「3匹のおっさん」が人気だったけど、やっぱり刑事役も似合うわぁ。

 

本作でも風間 俊介、上白石 萌音、内田 朝陽、松本 大志、石黒 賢、余 貴美子といったおなじみのレギュラーキャストの出演。続投は連ドラとの続き感にはとても大事w新たに深澤 辰哉Snow Man)がテレビ東京ドラマ初出演してるけど、風間俊介がいるからジャニーズネットワークなのかしら。

 

今作は新宿を舞台に鬼塚が詳細に記憶した「昭和」と「平成」、そして「令和」の3つの時代を跨いだ事件。連ドラ同様にキャリア組の神 啓太郎(じん けいたろう)・風間俊介の眼鏡姿は似合うし、刑事志望の熱血漢の遠山 咲(とおやま さき)・上白沢萌音の可愛いバタバタ感w、いつも暇なのかと思うほどよく出没する捜査一係長の栗田 史郎石黒賢はやっぱりよく出没するし、鬼塚と阿吽の呼吸の鑑識係長の木地本 淳子・余貴美子の艶っぽさは健在。

 

 

あらすじ
ある日、新宿区・須賀町で粕汁の集団食中毒事件が発生。鬼塚は記憶を遡り、毒物が保管されている『新宿マキタ鉄鋼』に遠山咲(上白石萌音)を向かわせる。

保管されていたはずの毒物はなくなっており、疑いの目は『新宿マキタ鉄鋼』経営者の妻・蒔田紀子(大塚寧々)に向けられる。
一方、刑事官の神啓太郎(風間俊介)は、管理官・橘修平(深澤辰哉)と捜査方針を巡って対立する……。
令和の女殺人鬼を相手に、鬼塚が昭和と平成の記憶を武器に、難事件を解決に導いていく。(テレビ東京から引用)

 

騙される人間と騙す人間の悲しい因果を感じたなぁ。鬼塚が犯人へ向けて優しく語り掛けるシーンは見物です。騙されるほうが悪いなんて言葉じゃ、片づけられないよね。


ということで、犯人は機会があったら見て確認してほしい。

 

 

キャスト
鬼塚一路…北大路欣也
神啓太郎…風間俊介
遠山咲…上白石萌音
山崎清内田朝陽
本多太一…松本大志
栗田史郎…石黒賢
木地本淳子…余貴美子

 

 

★こぼれ話

 

 

 

 

胸キュン系のドラマで有名になった上白石萌音が継続して出演してるけど、一人でバタバタ聞き込みしていてかわいい。でも警察って基本は二人で聞き込みしているって聞いたことあるけど、あんな可愛くてお姉さん心配になっちゃうわw

 

相変わらずの風間俊介の眼鏡さばきには眼鏡好きはたまらないでしょうな。私は眼鏡よりも欣也押しですけどねw

「旅行作家 茶屋次郎8 渡良瀬川殺人事件」※ネタバレあり

小さな頃から2時間サスペンスを見て育ち、人生で必要なことは2時間サスペンスが教えてくれたといっても過言ではない。と自負している崖出自白子です。

 

 

「旅行作家 茶屋次郎8 渡良瀬川殺人事件(第8作」が8月2日にテレビ東京で放送された。『旅行作家・茶屋次郎』(りょこうさっか・ちゃやじろう)は、2001年から2016年までテレビ東京BSジャパン共同制作で放送されたテレビドラマシリーズ。全13回。

 

梓林太郎の小説が原作の『茶屋次郎シリーズ』は変わり者のおっさんが取材先で殺人事件に遭遇して取材も兼ねて事件を解決しちゃうコメディーをふりかけた旅情サスペンス。8作目の今回は渡良瀬川が舞台。元商社マンでアラフォー近くになって「毎日旅がしたい」を理由に商社を辞めて旅行作家に転職するという異色の経歴を持つ主人公・茶屋次郎を橋爪功、小回りの利くアシスタントを江原小夜子を坂下千里子角野卓三、渡辺梓、石倉三郎らが共演している。

 

旅行作家の茶屋次郎橋爪功)は、週刊誌副編集長の山倉角野卓造)と渡良瀬川の取材に訪れる。ここでいつものコミカルパートw。元小学校教師の群馬新報の早野かすみ(渡辺梓)が案内することになる。この時の山倉のいやらしい感じと、茶屋の博学の紳士気取る感じが対照的でおもろ。

早野の紹介で小料理屋『みずうち』で食事をしているときに、お店には謎の怪しげな男・園田中村繁之)、店主・清次郎三浦浩一)、その妻・里江朝加真由美)、馴れ馴れしい小柴鈴木正幸)がいた。その後、小柴が河原で亡くなっているのを発見する。遺体の傍らには小料理屋の息子・渡辺邦斗)の姿があった。ところが隆は事情を話さず逃走してしまう。隆は早野が教師時代の教え子であったため、早野と一緒に茶屋は事件の真相を追うことにする。

 

早野の親せきが刑事・佐竹石倉三郎)、佐竹は大衆演劇の役者もしてて、そこの舞台に茶屋と山倉が 出演したりと途中途中でコミカルパートが組み込まれてるw

 

調べを進めていくと今回の事件は20年前の未解決事件が関係していることが分かる。そして、実は指名手配犯の園田が殺されているのを発見する。

さてさて、水口夫婦と小柴、隆と園田がどう繋がっているのか良かったら見てみてくださいね。

 

出演者

茶屋次郎 : 橋爪功 

山倉晋吉 :角野卓造 

江原小夜子 : 坂下千里子 

早野かすみ :渡辺梓 

水内隆 : 渡辺邦門
小柴祐三 : 鈴木正幸 

園田茂樹 :中村繁之

小柴まなみ :大友みなみ 
水内里江 :朝加真由美
水内清次郎 :三浦浩一 

佐竹慎司 :石倉三郎

 

※こぼれ話

渡辺梓は犯人役が多いイメージだから、深刻で真面目な雰囲気がでていてなかなかいい感じ。

 

西村京太郎トラベルミステリー72 十津川警部のラストラン※ネタバレあり

小さな頃から2時間サスペンスを見て育ち、人生で必要なことは2時間サスペンスが教えてくれたといっても過言ではない。と自負している崖出自白子です。

 

 

 「西村京太郎トラベルミステリー72 十津川警部のラストラン 札沼線の愛と死 新十津川町を行く」が7月26日に放送された。今回はがっつりネタバレありで書いちゃいます。書き方を模索している感じがもろに出ておりますw

 


「西村京太郎トラベルミステリー」テレビ朝日系で放送されている刑事ドラマシリーズで現在も新作が作られるほどの人気シリーズ。主演の頼りになる紳士的な十津川警部役は、シリーズ開始当初は三橋達也で、2000年の第34作からは高橋英樹。親しみやすいおじさんキャラの亀井刑事役は当初は綿引勝彦、その後30年以上にわたって愛川欽也が演じ、2012年の第58作からは高田純次。いい加減オトコとして有名な純ちゃんもこちらではしっかり役者の顔。ただそのままだと高橋英樹よりも若くなっちゃうから白髪姿。

 

それにしても高橋英樹を見ていると思うけど、「そろそろ定年なのでは?」と思うのよね。だって20年前から見ているし、そろそろ交代してもいいかも。でも高橋英樹が2時間サスペンスで出るのって減ってきているから続けてほしい気もするし。

 

西村京太郎推理小説十津川警部シリーズ』を原作にしていて、こちらのトラベルミステリーの十津川警部は最初は東京で事件があって、それが他の県が絡んできて出張して調べることが多い。今回もまさにその王道で最初の事件が東京で起こって北海道新十津川町へと繋がっている。

 

 ミトコンドリア学の第一人者で有名な大学教授・島健(久松信美)が都内の路地で何者かに刺殺され、警視庁捜査一課・十津川警部高橋英樹)と亀井刑事高田純次)は臨場する。第一発見者によると、被害者は「十津川…」と言い残して息を引き取ったという。十津川はまったく面識がないけど、自分と関係があるのかと戸惑いながらも捜査をはじめる。その中で十津川は、現場付近の防犯カメラに野菜の段ボールを抱えた不審な男の姿が映っていたことをつかむ。

 

 手がかりを求め、准教授・早瀬由美黒谷友香)や研究を支援していたバイオ関連会社社長・中園宏司(中村俊介) に事情を聴いた十津川らは、驚愕の事実を知る。防犯カメラに映っていた男は、2人の幼なじみ・赤池庄五郎(松尾諭)に違いないというのだ。早瀬、中園、赤池の3人は北海道・新十津川町の出身で、3人は永遠の友情を誓っていたが、早瀬と中園は大学進学を機に上京。この話を聞いて亀さんが三人の関係性に違和感を感じるところが”感””のいい亀さんならでは。赤池だけが、地元に残って農業を継いだという。

 赤池は熱心に品種改良に取り組んでいたため、早瀬が農作物に詳しい大島教授を紹介したのだが、大島は品種改良の相談のために度々訪ねてくる赤池を“十津川のヤツ”と疎んじ、彼の取り組みを“小学生の自由研究レベル“と蔑んでいたらしい。大島教授が絶命寸前に「十津川」と言い残したが、それは赤池のことなのかを更に探っていく。

 故郷へと逃亡した赤池の足取りを追って、十津川と亀井も新十津川町へ。ところが、なんと赤池は猟銃を手に町役場に侵入、町の資産家・浦野典史(螢 雪次朗)らを人質に取って立てこもる。そこへ親友の暴走を止めようとした早瀬が駆けつけ、十津川は彼女をかばって赤池銃口を突きつけられる。 赤池は対峙する十津川に、「札沼【さっしょう】線廃止を撤回しろ!」と無茶な要求を叫ぶのだが、赤池が本当に求めていたのは自分を罠にはめた中園を連れてくることだった。赤池は東京から北海道新十津川町に戻り、歩いていた時に中園らしき人物に殴られ、意識を失ったというのだ。気が付くと、自分が大島教授が殺害されたことで自分が犯人として追われる身となる。だが、以前大島教授が浦野と土地のことで話をしているのを聞き、「中園君の話は全てでたらめなんです。」という言葉を思い出して、町役場に浦野に話を聞くために立てこもりすることになってしまったのだ。ほんと不器用。

 

その直後、遠く離れた東京で、十津川の部下が中園に事情を聴こうと向かう前に中園が遺書を残してビルの屋上から飛び降り自殺してしまう。十津川が赤池に中園の自白と自殺を伝えると赤池はおとなしく捕まった。取調室で赤池に中園からの遺書を読んで聞かせる。中園は新しい研究室の土地のことで大島教授と揉めていたことが原因で大島教授を殺害したと書かれていた。

 

ここからまだまだ話が繰り広げられそうな時間が残っていることから分かるように、どんでん返し?があるので、よかったら見てみてくださいね。

 


キャスト
十津川警部 ・・・・ 高橋英樹
早瀬由美 ・・・・ 黒谷友香
赤池庄五郎 ・・・・ 松尾 諭
中園宏司 ・・・・ 中村俊介
鷺沼玲奈 ・・・・ 伊藤麻実子
久保田あかね ・・・・ 伴 アンリ
北条早苗 ・・・・ 山村紅葉
柿沼浩輔 ・・・・ 葛山信吾
亀井刑事 ・・・・ 高田純次

 
  ※こぼれ話
刑事ものって、捜査員が一堂に会して行う捜査会議のシーンが多いけど、このトラベルミステリーにはない。その点はリアルなのかも。
 
トラベルミステリーらしい、鉄オタ登場したり、名所が出てきたりするのでお楽しみですなw
 
(以下8月15日更新)
誰か気付いた人、他にいたのかしら。テレビ朝日8月13日放送の「捜査一課長2020」の第13話で大岩捜査一課長の自宅で発見してしまった。『新十津川産のじゃがいも」と書かれた段ボールを!!つ、使いまわし⁈これはもしや見た人にしかわからないちょっとした遊び心ってやつかしら。気付きましたよ、美術さん―――!